一学期もありがとうございました

いくら“気まぐれ”とはいえ…。なんと1学期が終わってしまいました。いい加減にブログをUPしなさいと叱咤され、「幼稚園大丈夫ですか?」とご心配の声までいただき、本当に申し訳ない。いや、建築の具体的なことが公にできるようになってからにしないとなと思っていたのです。すみません。でも、「このブログを楽しみに読んでくださっている方がいらっしゃるのだな。うれしいな。」と、ものすごく前向きにとらえさせていただいております。
 
 もちろん、幼稚園は大丈夫です(笑)。園舎の改築が決まり、五月からの仮園舎生活。子どもたちも元気にすくすく大きくなってくれています。
 今回の建築、また恵まれた環境の中での仮園舎生活。私たちの力だけではどうしようもできないことが、多くの方の祈りと思い、そして人の考えでははかり知ることのできない神さまのお導きにより成し遂げられようとしていることに、感動と感謝の思いです。導かれるままに、真摯にひたむきに歩みをすすめていきたいと思っています。

 さて、幼稚園ではこの1学期もさまざまな出来事がありました。5月には恒例になりつつある リオンドールさんでのミニコンサート。ようやく集団生活にも慣れ始めたニューフェースたちも一緒に堂々と歌を披露。沢山の拍手をいただきました。

 遠足は子供たちだけで鶴ヶ城へ。仮園舎になって近くにある公園へ頻繁にお散歩するようになったこともあり、小さな子も上手に歩いて感心しました。お侍さんと一緒に記念撮影。お母さんのお弁当もおいしかったね。

 6月初めには、“園舎お別れの集い”。卒園生たちをお招きして、ファンフーラあいづ(会津青少年吹奏楽団)のコンサートや在園児による歌などの発表。途中で雨が降ってしまったけれど、とても忘れられない、園舎への感謝の思いで一つになった時間でした。

 “みんなであそぶひ”という行事では、そんな園舎のホールを使って思い切り遊びました。こういうときでなければ決してすることのできないことを、とことん楽しみたいということで、床にクレヨンや絵の具・ペンで絵を描き、色とりどりの扉を打ち付けました。トンカチでトントンしましたね。そうやって作った自分のお家を、お隣さんとテープの道でつなげて、幼稚園の床や壁全体に、みんなが繋がった町ができあがりました。壁には誰かが書いた「ありがとう!せいあいようちえん わすれないよ」の文字。そうだよね。忘れないよね。

 夏祭りも楽しかったなぁ。いつもと違う場所、違う段取りで、役員の方を筆頭に、保護者のみなさんには大変ご苦労をおかけしたのではないでしょうか。でも、お父さん・お母さんのチームワークのすばらしさに圧倒された夏祭りとなりましたね。幼稚園の子どもたちだけではなく、保護者の方々、おじいちゃんおばあちゃん、卒園生とそのご家族、うわさを聞いて駆けつけてくれた方々、また教職員にいたるまで、みんながとってもいい笑顔でいられた夏祭り。本当にありがとうございました。

 保護者の方のご協力といえば、以前雪の中でのアイスクリームづくりを体験させていただいた あっちゃん が、今学期は作って食べるピザ体験をしてくださいました。生地もピザ釜も手作りで出来立てアツアツをお外で食べました。なんと贅沢!
 また、ペット関係のお仕事をされているお父さんが、幼稚園にモルモットの赤ちゃんをつれてきてくださったこともありました。落としたら骨が折れてしまうというくらい、小さな小さな生き物を抱っこさせてもらった子どもたち。命のぬくもり、愛おしさ、くすぐったさ(?)を存分に味わっていました。


 今年度から始めた長谷川先生の造形教室も、毎回楽しい趣向で、私たちも気づかない子どもたちの新しい一面に出会うことができます。完成度の高い作品を目指すということではなく、子どもたちの想像力を刺激し、その子の感性や思いを100%肯定し応援する姿勢に大変共感しています。次回が待ち遠しい!

 また、兄弟姉妹のような、親友のような関係を築かせていただいている立教女学院小学校の先生方とのかかわり、バディやウィルといった犬たちとのかかわりは、今学期も私たちに大きな喜びと元気を与えてくださいました。何度も継続して訪問してくださることで、子どもたちも安心して自分から駆け寄っていきますし、犬を怖がっていた子どもが、自らニコニコと撫でにいく様子は大変微笑ましいものでした。

 
 
 うわぁ〜、まだまだ書ききれない!この他にも楽しかったこと、びっくりしたこと、がんばったこと、嬉しかったこと…たくさんありました。こんなに盛りだくさんな出来事を、駆け足で紹介せざるを得ない、怠慢な私をどうぞお許しください。
 幼稚園は今は夏休み。みんな何しているのかな?夏風邪なんかひいていないかな?お家の人に甘えんぼしているのかな?早く会いたいなぁ…。

 保護者の皆さま、今学期中も大変お世話になりました。イレギュラーなことが多く起こる中、こんなに前向きに楽しく過ごしてこれましたのも、時にはユーモアで笑わせてくださり、時にはあふれんばかりのアイディアで困難に立ち向かう方法をお示しくださった保護者の方々あってのことだと、深く感謝しております。どうぞお体にお気をつけて、楽しい夏休みをお過ごしくださいませ。