楽しかったね！運動会！！

　10月13日の運動会は暑いくらいのとてもよいお天気に恵まれました。子どもたちからも、お家の方からも、そして私たちからも真っ先に出た感想は「楽しかった！！」でした。
　
　今回の運動会でも沢山の感動がありました。

　運動会を生まれて初めて体験する小さい子の中には、お客さんに観られていることが恥ずかしくなってしまう子もいました。数日前までは、るんるんで着けていた衣装の天使の羽も拒んでしまい、「いやだ。」としゃがみこんでしまって。「いやなら着けなくてもいいよ」とお話したら、一人の女の子がとことことその子に近づき、背中にごそごそと何かを書きました。「どうしたの？」と聞くと、「先生。もう大丈夫。私お友達の背中に天使の羽書いてあげたから。」ですって。

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　運動会やってよかったー！！と思う瞬間です。相手のことを思いやること、相手の気持ちにやさしくよりそうこと、私たちが幼いうちに感じ取ってもらいたいと願っていることを、すでに子どもたちは自然にもっているのですね。（その小さいお友だちもはずかしがりながら、精一杯ダンスしていました）見習わなければならないのは、私たちの方ですね・・。

　また、お家の方々が暖かく見守ってくださり、ご声援、ご協力をいただけることも聖愛幼稚園の自慢です。小さい幼稚園ならではで、休む暇がないくらい、子どもも大人も参加する運動会。「大人の方も参加してくださ〜い。」と声をかければ、わあーっとみなさん集まってくださいます。自分の子だけでなく、他の子に対してもまるでわが子のように声援を送ってくださる姿は、感動的です。

　
　
　年長・年中児の組み体操、玉いれ、ダンス、つなひき、リレー・・・運動会ごっこがしばらくできないと思うと、少し寂しいくらいです。なので、運動会で使った小道具を遊び時間に自由に使えるようにしてみました。すると・・・。

大人の競技で使った冠をかぶり、園児団体競技の金メダルを何個も首にぶらさげ、手にはダンスで使ったポンポンと聖火を持ったどこかの島の王様のような子どもが、ケンケンパをしたり、ゴムひもを飛んだり。一度に運動会を楽しめる不思議ないでたちに、大笑いした秋の空でした。

　さあ！！これからも　遠足、ハロウィン、やきいもなどなど、楽しいことが沢山やってきます。もっともっと「楽しかった―！」の声がきけるように、がんばるぞー！！