ナーサリールームについて


 幼稚園には未就園のお友だちを園にお迎えして、一緒に楽しいときを過ごすプログラムがあります。聖愛幼稚園ではそれを“ナーサリールーム”と呼んで、毎回楽しいテーマで時を過ごしています。
 未就園のお友だちだけで過ごすプログラムではなく、幼稚園のお友だちと一緒に、小さなお友だちものびのびと遊びます。お兄さんお姉さんにやさしく接してもらいながら、集団生活に対する安心感や期待感を持ってもらいたいと願っています。
 聖愛幼稚園のお友だちは、このナーサリールームが大好き!毎回心待ちにしています。なぜなら自分よりも小さい子とお友だちになって、一緒に遊ぶことができるから。自分のお気に入りのおもちゃを「どうぞ、どうぞ。」と貸して、丁寧に遊び方を教え、一緒に楽しんでくれるのです。手を洗ったりトイレにいったりするにも順番があることなんて、まだ知らない小さい子には、「お先にどうぞ」と自分から譲ってくれる子どもたち。参加してくださったお母さんたちからは、「どうしてこんなにやさしく育つんですか?」と聞かれることもしばしばです。でも、きっとそれは、自分もそうやって大きくなったから。年少から年長まで一緒に生活しているこの幼稚園では、自然と年長者が年下をいたわり、年小者は年上の子に一目おきながら、自分もそれにあこがれて育つという土壌ができているのでしょうか。私たちの自慢の子どもたちです。
 さて、ナーサリーのメニューですが、最近では、戸外で芋煮会をしたり、バルーンアート大道芸人さんをお呼びして、風船でいろいろなものを作ってもらったり。この間は「お話玉手箱」と称して、先生たちが楽しいパネルシアターやペープサート(紙人形劇)をしてくれました。午前中だけのプログラムですが、たくさんのお友だちが遊びに来てくれるといいな。子どもたちと一緒に大歓迎します!