待ってました!!3学期!

 雪が園庭にたくさん積もって、子どもたちを迎える準備は万端。いよいよ3学期が始まりました。「先生!あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!」と、元気に挨拶しながら登園する子。お家で練習してきたのかしら。なんて立派な挨拶でしょう。「こ、こちらこそどうぞよろしくお願いします。」なんて、こちらがかしこまってしまいました。久しぶりの先生、友だちとの再開に嬉しくて仕方がない様子の子どもたち。よおし!雪遊びだぁー!!
 大きな固定遊具は遊び場を妨げないよう端によせて設置してあるので、広いスペースがまるまる自由空間。今日はそり滑り用の山と、かまくら用の山が出来上がりました。
 ソリ滑りは年長さんがリードしてくれて、いつの間にかきちんと順番待ちの列ができ、ソリに乗りやすいように手で押さえてくれたりしてなかなかスムーズ。さすが、年長さんは頼りになるなあ。先生と子どもたちで即席で作った山なので、でこぼこしていたり、てっぺんがとがっていてソリがぐらぐらしたり。でも、逆にそれが面白いんです。乗る前にソリだけ滑っちゃったり、横に滑ったり後ろ向きだったり、登る前にずっこけちゃったり。その度にお腹がよじれるほど大笑いする子どもたち。
 かまくらは雪を集めて固めるよりも、その上に登ることの方が楽しくなってしまって、ただの大きな玉になってしまいました。明日また雪を集めて大きくしようと思います。

 それから、秋に作った干し柿を食べてみようかと誘ってみました。渋くて食べられなかった柿が、どんな味になっているか興味津々なのだけれど、ずっと外に吊るしっぱなしだし、見かけはなんだかちっとも美味しそうではないし・・。子どもたちが出した結論は・・。



「先生、味見してみて」



あ、はい。喜んで。



ちょっとつまんで口に入れてみると・・・
なんとまあ、美味しいこと。お砂糖の100倍、蜂蜜の200倍甘ぁい!!
子どもたちは「お日さまと寒い風があまくしてくれたんだね。」と感慨深げな様子。ただ美味しい、嬉しいとうかれている私よりも、ちゃんと深いところまで感じとってくれているんですねえ。センス・オブ・ワンダーです。
それからはみんなでちょっとずつかじって食べました。今日は2個だけ。明日また2個食べようね。味見はまかせてね。

ちょっとはしゃぎすぎて、腕や腰が痛いですが、明日もまたたくさん遊ぼう!!雪と思いきり遊ぶ体験、この土地ならではですものね。