卒園式


心に残るすてきな卒園式でした。礼拝堂全体が、あたたかな感謝と喜びの思いにつつまれ、そこに集っていた人々全てが、はと組みさんの卒園を心からお祝いしていました。手を胸に当て、一人ずつゆっくりと礼拝堂に入堂してくるはとぐみさん。入園したての、まだ赤ちゃんの面影が濃い甘えん坊さんの頃からの思い出が次々と思い返されます。とうとう送り出さなければならない寂しさと共に、このすばらしい子どもたちと過ごせたことにただただ感謝の思いで、いち早く涙腺は故障し、その後も使い物になりませんでした。
一人ずつ席を立ち、列席者の方を向いて、好きな聖句と大きくなったら何になりたいかを発表する子どもたち。はと組さんだけで歌う♪おおきいき♪ も礼拝堂いっぱいに響き渡りとても立派でした。

 式の後、お家の方のお計らいで、私たち保育者にも子どもたちが一人ずつかわいい花をプレゼントしてくれました。一人一言付きで・・・。もう・・・(涙)。


 あたたかい、本当にあたたかい時間でした。

子どもたちが大きく成長したとき、家族から、友だちから、友だちのお家の人から、そして先生から、どんなに自分たちが愛されて育ってきたのか思い出してくれるといいな。卒園するときアルバムを贈りますが、この幼稚園では業者にお願いするのではなく、先生たちが手作りで一人一人の分を作っています。その子独自のシーンや思い出を大切にしたいのです。その子の成長を写真で追いながら思い出を振り返り、ああだったこうだったと思い出話に花が咲き、なかなか進まず随分遅くまで、幼稚園に居残りしての作業でした。でも改めて、この子どもたちと過ごせたことの感謝をかみしめる時間でした。

はとぐみさん!ご卒業おめでとう!!あなたたちだったら、きっと人の心を思いやれる素敵な小学生になっていくことでしょう。いつでも幼稚園に
遊びにきて、いろんなお話聞かせてね。待ってるよ!