新年度になりました


 随分前から一つお兄さんお姉さんになることを楽しみにしていた子どもたち。小さい子も大きい子も一緒に育つこの幼稚園では、先輩たちの姿を見ているので、大きくなることにとても憧れを持っています。大きくなったらあんなこともこんなことも出来る。小さい子にだって、うんとやさしくしてあげよう。なんてワクワク楽しみに春休みを過ごしているようです。
 さあ、いよいよ新年度!園長先生に新しいバッヂを付けてもらい、みんなに「おめでとう!」と拍手され、とってもいい笑顔。「いっぱい遊ぼうね。」「小さい子も来るからよろしくね。」なんて声をかけられると、「うん!」と力強いお返事をかえしてくれました。



 進級式が終わり、何日か過ぎると今度は入園式です。幼稚園にはどんな楽しいことがあるのか、教えてあげようと、春夏秋冬の楽しい出来事を絵に描いて発表してくれました。「桜の下でおやつを食べます」「プールや水あそびができるよ!」一生懸命描いてくれた絵が、小さいお友だちを迎える喜びに満ち満ちていました。ちょっと、緊張気味の新入園児でしたが、きちんとお座りして、泣くこともなく、とても堂々としていて、こちらが驚きました。これからが楽しみです。


 ご家族の皆様、ご進級、ご入園おめでとうございます。みなさまとこの真っ白な子どもたちを囲んで共に過ごせますこと、とてもありがたく、嬉しく、感謝の思いです。幼児期は子どもたちの根っこをつくる大切な時期。ちょっとやそっとの嵐にもへこたれない、丈夫な根っこを育みましょう。そして、私たちも子どもたちと共に、神さまにつつまれながら過ごして参りましょう。お互いを思いやれるやさしい環境のなかで、信頼しあいながら歩んでいきたいと願っております。どうぞよろしくお願いいたします。




さて、入園式ではパンジーの鉢植えをプレゼントしているのですが、自分の入園式を思い出した年長児の子がそのパンジーをみて、一言。
「あ、あたしの時と同じ色のチンパンジーだ!!」


幼稚園のお庭には、黄色や紫色など、色とりどりのチンパンジーが咲き乱れております。うふふ。