起きる時間ですよ

 以前このブログでも紹介した身しらず柿。2週間たったら開けてOKと教えていただきましたが、今日がその二週間目。朝から子どもたちと「幼稚園で眠っている身しらず柿。今日が起こす日だよ。」「甘くなったかなあ。」「まだ渋いんじゃない?」などと楽しい会話が盛り上がっていました。
 いよいよその箱を開けるとき。ガバッとふたを開けると「うわぁ〜!!」といういつもながらに反応のよい子どもたち。「味見してみる?」ときくと「ヤッター!!」とますますいい反応です。
 「じゃあ、だれから食べようか・・・。」の問いに、みんな食べたそうにしていましたが年長組みさんが「小さい組さんからでいいよ。待ってるから。」と言ってくれました。・・・でもね。箱に入れる前の柿はあんなに渋かったんだもの、もしかしたらまだ渋いかもしれないよ。
 「それなら、先生食べてみて!!」


 「・・・だよね。先生が食べまぁす。」


 一つ目は見た目もちょっとまだ渋そうな柿。でも、売っているのはこれくらいじゃなかったかな、と思いつつ一口パクリと食べてみると・・。

それはそれは、とてつもなく




渋い!!!
顔をしわくちゃにする先生をみて笑い転げる子どもたち。次からは見るからに甘そうな柿を選びました。一切れずつ味見してもらいましたが、みんな「あまぁい。」「おいしい。」と大成功・・・の中に、「なんだ!これ!渋い!!」と言う子も。当たりはずれがあったのね。ごめんなさいね。

 渋い柿をさわしたり、干したりすると甘くなるという不思議な体験をしました。食べられないと思っていたものが工夫するとおいしいご馳走になること、感じてくれたら嬉しいな。