花の日

色とりどりの花が咲き誇るこの時期。子どもたちはお家からお花を持ちよって「花の日」をお祝いします。たくさんの花を見ながら、お花をみたらどんな気持ちになるかな?お花を作ってくれたのは誰かな?と子どもたちと考えます。ただそこに咲いているだけで、自然と心が和み、あたたかな優しい気持ちにしてくれる花々。同じ種類の花であっても、一つとして全く同じ形、色ではありません。子どもたちも同じですね。いつまでも皆に愛され、愛を与えてくれる存在であり続けてくれますようにと心から祈ります。

 花の日の礼拝の後、年長・中組が代表して、今年は大熊町役場へ花束と手作りのカードをお届けに行きました。子どもたちがお家から持ってきてくれたお花をあわせて作った花束です。お忙しいところお願いしたのにもかかわらず、町長さんまで出迎えてくださり、子どもたちもちょっと緊張気味。それでも♪このはなのように♪を歌い全員が元気な声で、「おおくままちのみなさん、このはなのように、おひさまをみて がんばりましょう!!」と言うことができました。震災で多くの困難を抱えていらっしゃる皆さんに少しでも元気になってもらいたいと、子どもたちなりに心に思うところがあったのでしょう。最後に役場に戻られていく皆さんに、子どもたちがそれぞれ「がんばってください!」と声をかけていました。大熊町役場の方も「みなさんに元気をもらったのでがんばります!!」と答えてくださいました。子どもたちの思い、きっと届いたことと思います。