子ども祝福式

 明日、11月15日は七五三ですね。この日本の伝統行事は神社やお寺でお参りする方が多いようですが、これまでの成長を喜び感謝し、これからもすくすくと大きくなりますようにと願う気持ちはみんなおんなじ。この幼稚園でも先日“子ども祝福式”としてお祝いしました。

 礼拝堂で司祭さまと一緒に写真を撮って、お手製のフォトフレームに飾ります。飴袋もお手製です。子ども祝福式を迎えるにあたり、お集まりでお話をしたり、このような準備の製作をしながら、子どもたちはいろいろなことを考え、感じていきます。
 大きくなるのってすばらしい。出来ないことも出来るようになって、楽しいことも沢山増える。あなたが生まれてくれたこと、みんなとっても喜んでる。大きくなってくれてありがとうって思ってる。みんながあなたのこと大切に大切に思っているんだよ。
 でもね、自分ひとりで大きくなれたわけじゃないよね。お父さん・お母さんがいてくれて、いつも大好きって愛してくれて 守ってくれたんだよね。食べるものも着るものも住むところも、いつもちゃんとあったよね。だれがご用意してくれたんだろうね。見えないところで、沢山の人たちが助けてくれていたんだね。

 そんなことを話すとき、子どもたちは必ず最後には「ありがとう」という気持ちを持ってくれます。いつだって神さまがそばにいてくれることも、言葉ではなく心で感じてくれます。
 


 こんな心の準備をして臨む“子ども祝福式”。礼拝堂で一人一人お名前を呼ばれて、司祭さまの前へ行き祝福をしていただきます。神様からの祝福がこれからも豊かにありますように。


 この日は他教区の司祭さまとボランティアの信徒の方が幼稚園に来てくださっていたので、一緒にお礼拝をすることができました。裏庭の除染を1日半かけて、行ってくださいました。石や草が多くあり、大変な作業だったと思いますが、とてもすっきりとキレイになりました。ありがとうございました。みんなで記念撮影。今度は一緒に遊びましょうね!