盛り沢山で幸せな1日でした

 今日は3つもお祝い事がありました。「創立記念」「お誕生会」「収穫感謝祭」です。礼拝堂で、子どもたちと保護者の方々とでお礼拝をお捧げしました。前のテーブルには、お家から持ってきてくれた様々な作物が並び、豊かな実りを与え私たちを養ってくださる神さまに感謝のお祈りをしました。司祭さんが手に持って見せてくれた作物の名前、みんなちゃんと言えて驚きました。大きな葉っぱがついた大根や、りんごや洋ナシ、にんじんにじゃがいも・・・。昨日のうちに持ってきてくれて、お部屋に飾ってありましたが、子どもたちは興味津々でつついたり、持ってみたり。自分が持ってきたものは、なんだか愛着すらわくようでした。礼拝後、親子でお野菜を切りました。“自分で切ってごらん。・・・あっ、でも、危なっかしいな。”“自分でできるもん!・・・でも、手伝って。”なんていう小さな葛藤。ぴったり寄り添いながら一つの包丁を持ちお料理している姿を「いい光景だなあ」と思ってみていました。
 幼稚園のお誕生日でもある創立記念日。今年で102歳になりました。102年間も多くの子どもたちと共に過ごせたなんて、本当に幸せな幼稚園です。関わってくださった全ての人に心からの感謝を送りたいと思います。そして、これからもずっと幸せな幼稚園でいられますように、職員一同より一層心を込め、子どもたち一人一人を抱きしめながら歩んで行きたいと思っております。


 さて、お誕生児は全部で8人。3歳になる子から6歳になる子まで、みんな一緒にお祝いします。 

ホールに場所を移しての誕生会。お母さんと一緒にインタビューを受けたり、ケーキ(先生の手づくり!)のろうそくを吹き消したり。お待ちかねの劇は先生とお誕生児のお母さんとが即席の劇団を作って行います。今日の劇は「小人のくつや」。台本はなし、配役も当日決め、だいたいの流れだけ説明を受けたらあとはノリとアドリブ。これがまた、毎回驚きのまとまりのよさで、子どもたちも大喜びなんです。あんなにキラキラした笑顔を前にしたら、やる気スイッチが入っちゃいますよね。

 そんなこんなしているうちに、豚汁が完成。朝早くから担当のお母さんたちが、下ごしらえをしてくださり、美味しく味付けもしてくださいました。とっても美味しかったです!(白状すると、ケーキを切り分けていたため随分遅くなってから食べ始めたのですが、なんと3杯もおかわりしてしまいました)ただでさえ美味しいのに、皆で食べるからもう止まらない美味しさなんですよねぇ〜。