3学期が始まりました

 いよいよ今年度最後の学期となる「3学期」が始まりました。2学期終了時にはクリスマスがあり、イエスさまのお誕生を心を込めてお祝いしました。毎年行っている聖劇(イエスさまのお誕生の物語劇を子どもたちが演じます)や合奏、ダンスなど何日も前から少しずつ練習し、当日をワクワクしながら待ちました。一つのことをやり遂げ、たくさんのお客さんに拍手していただいた達成感と充実感を経験しひとまわり大きく成長したことと思います。冬休みもゆっくりと楽しい時間を過ごしたのですね、登園してくる子どもたちはみんな満足そうなキラキラの笑顔です。今年もどうぞよろしくお願い致します。


 園庭にはたくさんの雪が降り積もっています。下がトンネルになっている築山でのソリ滑りはスリル満点。お友だちと二人乗りをしたり、どれだけ遠くまでいけるか挑戦したりと大人気。一面の雪の原に先生がスコップで道を掘って迷路をつくると、子ども用スコップを持った子どもたちも思い思いに道を掘り出します。その道の脇には雪だるまや、小さなかまくらがたくさん出来て、札幌雪祭りにも劣らない “聖愛雪祭り”です。スキーウエアに身を包み、目が隠れそうなくらい深く帽子をかぶった子どもたちが、一心不乱に掘ったり、固めたりする姿は、働き者のこびとさんたちのよう。満足するまで遊んで「ただいまー!」と玄関で靴を脱ぎながら、「あのね、今日ね雪だるま3つもつくった!」なんて話を聞くと、本当に幸せな気分になります。何にも邪魔されず、心ゆくまで遊ぶことがこの時期の子どもたちにとってどれほど大切なことかを痛感しています。