心が動く〜素話・詩の朗読〜

 一年を通して、幼稚園では絵本を読む時間があり、先生が一つ絵本か紙芝居を読んでくれます。毎日物語の世界に触れていくことで、創造する力やイメージする力が自然と育っていくように感じます。
 その土台がしっかりと出来上がっている子どもたちは、今度は絵などの視覚に頼らなくても、自由にお話の世界を楽しむことができるようになってきます。その世界をもっと広げてあげたい、という思いで3学期からは素話(語り聞かせ)を行っています。
 年中・年長の子どもたちに向け、毎日一つのお話。日本や世界の昔話、イソップ物語アンデルセン童話など、ときには落語も取り入れながら話しています。昨日の体操教室などは体を動かす大切な活動ですが、このように心を動かす活動もとても大切だと感じています。リアクションがよく、打てば響くといった反応の子どもたち。お話が終わると「ああ、面白かった。」といい笑顔。「もっと面白いお話準備しておくからね。」とこちらもどんどん欲が出てきます。

 
 そして、素話の前には詩を一つ朗読しています。日本語の美しさ、言葉のリズムの面白さなどを感じてもらえたらと思っています。自作の詩を作ってきてくれる子もいるんですよ。その子の詩をよんでもらうこともあります。


子どもたちの詩をちょっとご披露。
  このゆき わたがしみたい ふわふわあまくて おいしいね
(外で雪遊びをしているときにひらめいたようです)


  じゃがいも じゃまだな じゃかじゃかあらう
(カレーをつくるお手伝いをしていて思いついたんですって)


子どもって天才ですよね!

☆ふるかわ☆